試験の種類
平成22年・第2種冷凍機械責任者試験(免除あり)
参考書の種類
【入門書(p-h線図)として使用】
イラストで学ぶ冷凍空調入門(KHKサ-ビス株式会社)
【プリントアウトしてメインテキストとして使用】
EchoLand・モリエル線図(p-h線図)について
EchoLand・2種冷凍試験「学識」計算攻略
EchoLand-plus・2種冷凍「保安」「学識」攻略
【参考書として使用】
3種冷凍機械完全対策(オーム社)
SIによる初級冷凍受験テキスト(日本冷凍空調学会)
SIによる上級冷凍受験テキスト(日本冷凍空調学会)
ビル設備管理実務用語早わかり(オーム社)設備と管理・別冊・昭和60年7月発行
【参考書として使用】【法令はメインテキストとして使用】
2種冷凍機械完全対策(オーム社)
【問題集・参考書として使用】
冷凍機械責任者 試験問題と解答例(日本冷凍空調学会)平成19年・21年度編入
第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集(電気書院)平成18年・22年度版
勉強期間
平成22年3月1日頃から勉強を開始
時間
1日1~2時間ぐらい
勉強の方法
3冷を受験する時、モリエル線図の勉強をまったくやらず、「~の時は蒸発温度が高くな
る」などと丸暗記したことが多々あったので、モリエル線図の勉強から始めた。
「イラストで学ぶ~」のp-h線図を読んでから、EchoLandのモリエル線図を何
度も読んだ。
モリエル線図を理解してから、EchoLandの学識計算攻略を何度も読んだ。
文系の人には敬遠しがちな公式だが、公式をモリエル線図にあてはめて考えれば容易に理
解・暗記ができる。
計算問題は毎年同じような問題で得点源になるので確実に解けるようにした。
EchoLandの学識計算攻略に掲載されている公式だけで充分対応出来る。
これらを先に勉強することによって、保安と学識の勉強がスムーズに出来たと思う。
その後、EchoLand-plusの2種冷凍「保安」「学識」攻略を何度も読んだ。
echo様の解説を読んでも疑問に思ったことは、徹底的に調べてそれに書き込んだ。
それを一通り終えてから過去問(平成13年度~21年度)を解くと、どれもほぼ満点に
近い点数を取ることができた。
主に月9回ある暇な?夜勤の時に集中して勉強していたが、3月から始めていたので早く
仕上がってしまった。
覚えたことを11月の試験の時まで維持するのは大変そうなので、講習を受講することに
した。
講習を受講する前に検定試験の過去問を購入して解いてみたが、難しい(マニアックな?)
問題が幾つかあって戸惑った。
難しいと感じた問題の一部をBBSに投稿してあるので参考にしてほしい。
9月下旬から始めた法令は、主に2種冷凍機械完全対策(オーム社)を使用した。
3冷と同じレベルで、去年の記憶が残っていたのでスムーズに取り組むことができた。
検定講習の様子
静岡県では6月16~18日の間、JR静岡駅近くの「男女共同参画センターあざれあ」
で実施された。
定員には達しておらずかなり空席があった。
講習はOHPを使用して行われたが、二重の枠で囲まれた重要な箇所を講師の先生が
「これをノートに書いてください」とおっしゃっていた。
私は既に頭の中に入っていたので、ノートにはあまり書かなかったが、知らないことが幾
つかあったので、それはノートに書くようにした。
試験会場の様子(検定)
7月4日、JR静岡駅近くの「静岡労政会館」で実施された。
試験時間は、学識が午前10時~12時まで、保安が午後1時~2時30分までだった。
学識の試験の時、隣の席の人が電卓を忘れたのか紙に書いて計算していて大変そうだった。
検定試験問題は、EchoLandや講習で学んだことがズバリ出た。
7月5日に正解答発表があり合格基準に達していた。
試験会場の様子(11月)
第三種冷凍機械責任者試験体験記を参照してほしい。
今年も去年とほぼ同じ。
先日、自己採点をしたが、結果は一問間違えただけで合格基準に達していた。
困ったこと、悲しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと等々
当初は、オーム社の徹底研究を使用して勉強しようとしたが、使いにくかったので即使用
を中止した。
EchoLand、EchoLand-plusをPCで勉強していると記憶に残りにく
いので、私はプリントアウトして使用した。そのままプリントアウトすると字か小さく目
が疲れそうだったので、拡大してみたが巧くいかなかった。仕方がないので、全てコピー
してWORDに貼り付けて自分で見やすいようにレイアウトしてプリントアウトした。その
際ページ数を付け目次を作成した。空白のページを各章の最後に設けて、分かりにくい問題
の解説の為に他の本からコピーした絵や表などを貼り付けた。オリジナルのテキストを作成
しながら勉強した。
暇な夜勤?の時間潰しの為?に勉強していたが、echo様の解説は他のどの本よりも分
かりやすかったので勉強がはかどった。また、3月から勉強を始めていたこともあり、あ
まりにも早い時期に仕上がってしまった。8月くらいから勉強をした方がよかったと思う。
日本冷凍空調学会の過去問は使いにくかったので該当箇所を全てコピーした。
法令・学識・保安の問題と解説をそれぞれ分けて(合計6冊)ホチキス留めて使用した。
そうすれば、問題と解説を探し回ることなくスムーズに勉強をすることが出来る。
冷凍機械の書籍は、危険物や電気工事士と比べると少ないように感じていたが、出版社が
ここ数年力を入れているのか、1月にオーム社から「2冷3冷受験対策・冷凍理論」が販
売される。私はまだこの本を見ていないが、オーム社のHPを見る限りでは分かりやすそ
うな本なので参考にしてみてはどうだろうか。
2010年12月2日木曜日
2010年12月1日水曜日
強引なトレミーさん 平成22年度 第2種冷凍機械責任者
* 試験の種類 平成22年 第二種冷凍機械責任者試験 全科目受験(免除なし)
* 勉強期間 平成22年6月位からです(昨年は全く勉強していませんので、ゼロからのスタートです)
* 1日の平均勉強時間 仕事が設備管理ですので、仕事の合間を見て勉強できる時もありました。
職場と家での勉強時間を合わせて、多い時で平日4~5時間、少ない時で2時間休みの土日は4~5時間以上でした。
* 参考書の種類 6月以前に購入していたのが、「SIによる初級冷凍受験テキスト」及び「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」の本家の2冊でした。他に「これからはじめる3種冷凍」だけが手元にありました。
だが昨年度の3冷合格者から、2冷受験には「SIによる上級冷凍受験テキスト」が必要で法令対策としてオーム社の「絵とき冷凍関係法令」が必要と聞き、6月を過ぎてからアマゾンで購入しました。
* 勉強の方法 昨年に3冷を受験しなかったので、今回は「飛び級」的に2冷を受験することを決意。何故かというと、「3冷+1科目」なら何とかなるかな?という考えからでした。
当初は「これからはじめる3種冷凍」を主に用い、「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」の3冷の解答の解説文を写していただけでした。結局「SIによる初級冷凍受験テキスト」は、最後まで手付かずのままでした。
「SIによる上級冷凍受験テキスト」が届いてからは、気持ちを切り替えるつもりでしたが、本文中の「第2種の受験者は(項目によっては)理論的な記述は理解不十分でも差し支えない。」という記述を見て、テキストだけを読んでの勉強は諦め、保安管理技術及び学識(計算問題以外)は「エコーランド」さんの過去問を解きながら、上級テキストの該当箇所を読んでいく方法にしました。
又学識の計算問題(2問)対策として、「エコーランド」さんの学識計算問題特集をプリントアウトし、ひたすら何回も問題を解きました(何回位やったか分からない位やりこみました)。
法令についても「エコーランド」さんの過去問を、ポップアップで参照出来る各種関係法令を見ながら、ひたすら解いていきました。オーム社の「絵とき冷凍関係法令」は、結局殆ど使いませんでした。
試験日の3週間前からは、本家の「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」を使い始め、テキスト等は一切用いずに解いてみました。不正解のところの解説文をひたすらノートに記入したり、問題文が正解の場合にはそれもノートにひたすら写して行きました。最終的には学識の計算問題2問は必ず答えを導き出せるようになっていました。
但し「SIによる初級冷凍受験テキスト」の部分的な読み込みしかしておらず、法令はソコソコで学識は計算問題2問は確実!というアドバンテージがある.. がしかし保安管理技術には不安が残る様な状態でした。
過去問の点数は11月上旬には、11月6、7日「平成17年法令80点、同技術80点、同学識100点」、11月7日「平成18年法令80点、同技術60点、同学識100点」、11月8日「平成19年法令70点、同技術70点、同学識90点」となっていました。
* 試験会場の様子 場所は小田急線 六会日大前駅から徒歩6分ほどの、日大でした。
他の資格試験に見られるようなビラ配りは全くおりません。2冷だけではなく、3冷や他の資格試験も行われていました。
私が受けた2冷は全科目受験(免除なし)者と法令のみ受験(二科目免除)者が一緒の教室でした。
5人掛けの机に3人が座るので、真ん中になってしまったら、窮屈に感じます。又受験票は法令の試験中に回収されてしまいますので、持ち帰り可能の問題用紙に、受験番号と氏名を書き込んでおきましょう。なおマークシートの解答用紙には、あらかじめ氏名や生年月日等が全て印刷されています。
試験開始後30分経てば解答用紙を提出して、退出できます。すぐに退出する人が結構多いです。私も法令と技術は30分で、学識は1時間足らずで退出しました。
やはり上級テキストの読み込みが足りないのが響き、技術と学識は大半が2択勝負になってしまいました。
帰宅後早速2chの解答速報を見る。すると法令70点、保安管理技術70 点、学識60点の様だ。
自分の解答を2chに書き込みし、かろうじてセーフか、学識が...なんていう自分に対して、「おめでとう、合格です」なる書き込みがあったのだった。
そして翌16日の夕方、KHKのホームページで正式な解答の発表を見ると、呆れた事に法令90点、保安管理技術90点、学識70点と点数が大幅にアップしていたのだった。
長々と書きましたが以上になります。どうも有り難うございました。
* 勉強期間 平成22年6月位からです(昨年は全く勉強していませんので、ゼロからのスタートです)
* 1日の平均勉強時間 仕事が設備管理ですので、仕事の合間を見て勉強できる時もありました。
職場と家での勉強時間を合わせて、多い時で平日4~5時間、少ない時で2時間休みの土日は4~5時間以上でした。
* 参考書の種類 6月以前に購入していたのが、「SIによる初級冷凍受験テキスト」及び「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」の本家の2冊でした。他に「これからはじめる3種冷凍」だけが手元にありました。
だが昨年度の3冷合格者から、2冷受験には「SIによる上級冷凍受験テキスト」が必要で法令対策としてオーム社の「絵とき冷凍関係法令」が必要と聞き、6月を過ぎてからアマゾンで購入しました。
* 勉強の方法 昨年に3冷を受験しなかったので、今回は「飛び級」的に2冷を受験することを決意。何故かというと、「3冷+1科目」なら何とかなるかな?という考えからでした。
当初は「これからはじめる3種冷凍」を主に用い、「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」の3冷の解答の解説文を写していただけでした。結局「SIによる初級冷凍受験テキスト」は、最後まで手付かずのままでした。
「SIによる上級冷凍受験テキスト」が届いてからは、気持ちを切り替えるつもりでしたが、本文中の「第2種の受験者は(項目によっては)理論的な記述は理解不十分でも差し支えない。」という記述を見て、テキストだけを読んでの勉強は諦め、保安管理技術及び学識(計算問題以外)は「エコーランド」さんの過去問を解きながら、上級テキストの該当箇所を読んでいく方法にしました。
又学識の計算問題(2問)対策として、「エコーランド」さんの学識計算問題特集をプリントアウトし、ひたすら何回も問題を解きました(何回位やったか分からない位やりこみました)。
法令についても「エコーランド」さんの過去問を、ポップアップで参照出来る各種関係法令を見ながら、ひたすら解いていきました。オーム社の「絵とき冷凍関係法令」は、結局殆ど使いませんでした。
試験日の3週間前からは、本家の「冷凍機械責任者 試験問題と解答例」を使い始め、テキスト等は一切用いずに解いてみました。不正解のところの解説文をひたすらノートに記入したり、問題文が正解の場合にはそれもノートにひたすら写して行きました。最終的には学識の計算問題2問は必ず答えを導き出せるようになっていました。
但し「SIによる初級冷凍受験テキスト」の部分的な読み込みしかしておらず、法令はソコソコで学識は計算問題2問は確実!というアドバンテージがある.. がしかし保安管理技術には不安が残る様な状態でした。
過去問の点数は11月上旬には、11月6、7日「平成17年法令80点、同技術80点、同学識100点」、11月7日「平成18年法令80点、同技術60点、同学識100点」、11月8日「平成19年法令70点、同技術70点、同学識90点」となっていました。
* 試験会場の様子 場所は小田急線 六会日大前駅から徒歩6分ほどの、日大でした。
他の資格試験に見られるようなビラ配りは全くおりません。2冷だけではなく、3冷や他の資格試験も行われていました。
私が受けた2冷は全科目受験(免除なし)者と法令のみ受験(二科目免除)者が一緒の教室でした。
5人掛けの机に3人が座るので、真ん中になってしまったら、窮屈に感じます。又受験票は法令の試験中に回収されてしまいますので、持ち帰り可能の問題用紙に、受験番号と氏名を書き込んでおきましょう。なおマークシートの解答用紙には、あらかじめ氏名や生年月日等が全て印刷されています。
試験開始後30分経てば解答用紙を提出して、退出できます。すぐに退出する人が結構多いです。私も法令と技術は30分で、学識は1時間足らずで退出しました。
やはり上級テキストの読み込みが足りないのが響き、技術と学識は大半が2択勝負になってしまいました。
帰宅後早速2chの解答速報を見る。すると法令70点、保安管理技術70 点、学識60点の様だ。
自分の解答を2chに書き込みし、かろうじてセーフか、学識が...なんていう自分に対して、「おめでとう、合格です」なる書き込みがあったのだった。
そして翌16日の夕方、KHKのホームページで正式な解答の発表を見ると、呆れた事に法令90点、保安管理技術90点、学識70点と点数が大幅にアップしていたのだった。
長々と書きましたが以上になります。どうも有り難うございました。
陸前屋酔楽さん 平成22年度 第3種冷凍機械責任者
・試験の種類
平成22年 第三種冷凍機械責任者試験 全科目受験(免除なし)
・参考書の種類
「教科書」4週間でマスター第3種冷凍機械責任者試験(弘文社)
「参考書」イラストで学ぶ冷凍空調入門(S・M・S株式会社)
「問題集」平成22年度版 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集(電気書院)
「4週間でマスター(弘文社)」はAmazonで、他の2冊はAmazonにもなかったので、直接注文しました。地元の本屋にはどの本も置いていませんでした。参考書がそろうまで10日ぐらいかかりました。
・勉強期間
平成22年10月中旬頃から勉強を開始
・勉強時間
1日2~4時間(土・日・祭日は休み)
・勉強方法
現在求職中で、平日に時間の余裕がありこんな感じで進めましたが、一般の方でしたら勉強期間を2ヶ月、勉強時間は平日1時間、休日2~3時間ぐらいになるのかなと思います。参考書はecho様お勧め品を使用しました。とても理解しやすかったです。法令は順調で過去問題正解率90%で試験にのぞみました。保安管理技術ですが「4週間でマスター(弘文社)」を一通り勉強して過去問題を解きましたが、正解率が60~70%にとどまり、不安になり「4週間でマスター(弘文社)」を何度も読み返しましたが、同現象の説明に記述が異なる箇所があり混乱しました。記述の丸暗記では難しいと悟り、モリエル線図に、現象をあてはめて考えるようにしたら格段に理解が進みました。
・勉強方法の反省(個人差があるので参考程度に)
試験問題数と時間ですが、法令は20問で1時間(1問につき3分)、保安管理技術は15問で1.5時間(1問につき6分)です。法令と保安管理技術の勉強の時間配分を1:1にしましたが、1:2にすべきでした。法令は一通り教本に目を通し、過去問題中心に行えば例年同じような出題が出されるので問題ないと思います。保安管理技術はモリエル線図が理解できると格段に進歩します。モリエル線図が理解できるまで少し多目に時間を費やしても後になってお釣りがきます。公式ですが三冷は計算問題がないのでないがしろにしましたが、成績係数(COP)、冷凍能力(φ)、冷凍循環量(q)、動力(P)、体積効率(ηv)、機械効率(ηm)、断熱(圧縮)効率(ηc)を理解すると鬼に金棒になります。モリエル線図、公式ともにecho様HPと「イラストで学ぶ(S・M・S株式会社)」にわかりやすく解説してあります。
次の①~⑧は必ず出題されるのでメモを作り試験会場に持参することをお勧めします。
①蒸発圧力(温度)を低くして運転すると
②凝縮圧力(温度)を高くして運転すると
③冷媒を過充てんすると
④冷媒が充てん不足になると
⑤空冷凝縮器に着霜すると
⑥水冷凝縮器に水あかがつくと
⑦圧縮機が湿り蒸気を吸込むと
⑧圧縮機が空気(不凝縮ガス)を吸込むと
・受験のポイント(個人差があるので参考程度に)
①試験は前日から始まっている。(勉強は早めに切り上げ、早寝早起き、深酒厳禁)
②試験会場には余裕をもって多少早めに入場。(試験開始は9時30分からでしたが9時から受験説明が始まり、9時以降に入場した人はかなり焦っていました。)
③法令を早めに終わらせ(可能であれば、30分経過後すぐ)退場し保安管理技術の最終確認を行う。
④文章は一字一句ていねいに読む。(特に保安管理技術は、一句だけ誤りで後は正解なんて問題が多いので慎重に、時間をかけて行うこと。)
・試験会場の様子
受験地は埼玉県で、会場は日本工業大学でした。東武線 東武動物公園駅を降りると大学は休みのはずなのに人だかり、高圧ガス製造保安責任者の受験生がこんなに多いのかと驚きました。大学の大講義室での受験でした。試験会場では電気書院の問題集を良くみかけました。比較的暖かい日でしたが、寒くてもたぶん暖房は入れてくれないと思います、体温調節ができるような服装が望ましいと思います。
・最後に
11月14日に受験して11月15日に高圧ガス保安協会HPの解答表で自己採点したら合格しているようでした。echo様には大変感謝しております。
平成22年 第三種冷凍機械責任者試験 全科目受験(免除なし)
・参考書の種類
「教科書」4週間でマスター第3種冷凍機械責任者試験(弘文社)
「参考書」イラストで学ぶ冷凍空調入門(S・M・S株式会社)
「問題集」平成22年度版 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集(電気書院)
「4週間でマスター(弘文社)」はAmazonで、他の2冊はAmazonにもなかったので、直接注文しました。地元の本屋にはどの本も置いていませんでした。参考書がそろうまで10日ぐらいかかりました。
・勉強期間
平成22年10月中旬頃から勉強を開始
・勉強時間
1日2~4時間(土・日・祭日は休み)
・勉強方法
現在求職中で、平日に時間の余裕がありこんな感じで進めましたが、一般の方でしたら勉強期間を2ヶ月、勉強時間は平日1時間、休日2~3時間ぐらいになるのかなと思います。参考書はecho様お勧め品を使用しました。とても理解しやすかったです。法令は順調で過去問題正解率90%で試験にのぞみました。保安管理技術ですが「4週間でマスター(弘文社)」を一通り勉強して過去問題を解きましたが、正解率が60~70%にとどまり、不安になり「4週間でマスター(弘文社)」を何度も読み返しましたが、同現象の説明に記述が異なる箇所があり混乱しました。記述の丸暗記では難しいと悟り、モリエル線図に、現象をあてはめて考えるようにしたら格段に理解が進みました。
・勉強方法の反省(個人差があるので参考程度に)
試験問題数と時間ですが、法令は20問で1時間(1問につき3分)、保安管理技術は15問で1.5時間(1問につき6分)です。法令と保安管理技術の勉強の時間配分を1:1にしましたが、1:2にすべきでした。法令は一通り教本に目を通し、過去問題中心に行えば例年同じような出題が出されるので問題ないと思います。保安管理技術はモリエル線図が理解できると格段に進歩します。モリエル線図が理解できるまで少し多目に時間を費やしても後になってお釣りがきます。公式ですが三冷は計算問題がないのでないがしろにしましたが、成績係数(COP)、冷凍能力(φ)、冷凍循環量(q)、動力(P)、体積効率(ηv)、機械効率(ηm)、断熱(圧縮)効率(ηc)を理解すると鬼に金棒になります。モリエル線図、公式ともにecho様HPと「イラストで学ぶ(S・M・S株式会社)」にわかりやすく解説してあります。
次の①~⑧は必ず出題されるのでメモを作り試験会場に持参することをお勧めします。
①蒸発圧力(温度)を低くして運転すると
②凝縮圧力(温度)を高くして運転すると
③冷媒を過充てんすると
④冷媒が充てん不足になると
⑤空冷凝縮器に着霜すると
⑥水冷凝縮器に水あかがつくと
⑦圧縮機が湿り蒸気を吸込むと
⑧圧縮機が空気(不凝縮ガス)を吸込むと
・受験のポイント(個人差があるので参考程度に)
①試験は前日から始まっている。(勉強は早めに切り上げ、早寝早起き、深酒厳禁)
②試験会場には余裕をもって多少早めに入場。(試験開始は9時30分からでしたが9時から受験説明が始まり、9時以降に入場した人はかなり焦っていました。)
③法令を早めに終わらせ(可能であれば、30分経過後すぐ)退場し保安管理技術の最終確認を行う。
④文章は一字一句ていねいに読む。(特に保安管理技術は、一句だけ誤りで後は正解なんて問題が多いので慎重に、時間をかけて行うこと。)
・試験会場の様子
受験地は埼玉県で、会場は日本工業大学でした。東武線 東武動物公園駅を降りると大学は休みのはずなのに人だかり、高圧ガス製造保安責任者の受験生がこんなに多いのかと驚きました。大学の大講義室での受験でした。試験会場では電気書院の問題集を良くみかけました。比較的暖かい日でしたが、寒くてもたぶん暖房は入れてくれないと思います、体温調節ができるような服装が望ましいと思います。
・最後に
11月14日に受験して11月15日に高圧ガス保安協会HPの解答表で自己採点したら合格しているようでした。echo様には大変感謝しております。
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Uさん 令和4年度第2種冷凍機械責任者試験
受験回数:2回目(前回は令和二年、法令12問、学識4問、技術5問で惨敗) 勉強期間:1か月 テキスト:上級冷凍受験テキスト(8版)・冷凍機械責任者 試験問題と解答例(令和元年度編入版)・令和二年公表問題pdf ネット:当然こちらのサイトをフルに活用(特に過去問) 既取得資格:1級...

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○ハンドルネーム ・ヒャンネ ○年度と試験の種類 ・令和三年度 冷凍二種全 ○勉強期間 ・6ヶ月 ○1日の平均勉強時間 ・平日4時間(朝1時間、通勤の往復3時間) ・休日7時間 ○参考書の種類 ① トコトンわかりやすい第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト(株式...