2021年11月17日水曜日

マイルさん 令和3年度 第2種冷凍機械責任者試験

 ○ハンドルネーム

・マイル

○年度と試験の種類
・令和三年度 冷凍二種全

○勉強期間
・4ヶ月

○1日の平均勉強時間
・休日メイン

○参考書の種類
・超入門 第2種冷凍機械責任者試験 精選問題集
・EchoLandさんの過去問

○勉強の方法

EchoLandさんの精選問題集を4週。過去問を2週。

始めに精選問題集を進め、三週目から何とか理解出来るようなってきました。
※三冷未受験。

三週目で数値の記載や悩むような所に付箋を付けました。
すごい付箋の量でしたが。。。

その後、EchoLandさんのホームページの過去問。
法令だけ令和2年~平成25年度まで、保安だけ、学識だけと
記憶に定着すれば良いなと思い同じ分野をやりました。

メモ帳に間違った部分、ホームページ内の同問題の
○×解説などを法令、保安、学識3つ作成しました。
1週やってすぐ同じように2週目をやりメモ帳を作成。

精選問題集の4週目をやって、試験前に付箋ページとメモ帳を確認しました。

試験の手ごたえとしては、法令と保安は大丈夫だと思いました。
学識は計算2問と他2問の4問だけしか自信がなく、他は2択等々の戦いになっておりました。

【自己採点 法令17/20 保安7/10 学識9/10】

結果、保安が危うく、学識は大丈夫な状況でした。

この度、受験をするタイミングで精選問題集が発売され、
過去問+解説がとても良く、いい結果につながったと思います。

ありがとうございました。

2020年2月9日日曜日

オレンジさん 令和元年度 第2種冷凍機械責任者試験

令和元年度第2種冷凍

【学習期間】
 ○6か月

【学習時間】
 ○平日2時間、休日2時間

【テキストと過去問】
 ○テキスト
  :ゼロからはじめる2種冷凍試験(オーム社)問題集
  :2種冷凍機械責任者試験合格問題集(オーム社)
 過去問
  :第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集(電気書院)

【学習方法】
 ○始めにテキストを2回通して読みました。次に問題集を解きながら、テキストに戻って問われた該当か所に線を引いていきました。問題集は10回から15回程繰り返し解きました。直前の1か月は過去問を5回程繰り返し解きました。最後には8割から9割取れるようになっていました。

 用意した教材をしっかり繰り返すことが大切だと思いました。

2019年3月2日土曜日

ヒカリさん 平成30年度 第1種冷凍機械責任者試験

〇年度と試験の種類 
・平成30年度 第一種冷凍

〇勉強期間
・6か月
・29年12月から2月ごろまでかなり真剣に勉強した。
・その後中断し、直前の3か月に勉強した。

〇1日の平均勉強時間 
・平日1時間、休日2時間

〇使用した本
・「上級冷凍受験テキスト」公益社団法人日本冷凍空調学会
 必読だが読みにくく、わかりにくい。独学向けではない。
・見上勝清「図をかいてサクサク解ける学識の計算問題」水山産業出版部
 学識の参考書。とても分かりやすく、必読。
・第1・2種冷凍機械責任者試験模範回答集 平成30年版、平成25年版
 必読
・鈴木重明「冷凍設備の基礎」ナツメ社
 入門に最適。見開き右ページが図になっている。
・「イラストで学ぶ冷凍空調入門」KHKサービス
 入門によい。図が多くわかりやすい。
・石渡憲治「冷凍空調の実務」オーム社
 保安の参考書。「上級冷凍受験テキスト」よりわかりやすい。

〇勉強法
・保安
 過去問10年分。
 わからないところは「上級冷凍テキスト」、
 「冷凍設備の基礎」で確認。
 すべての選択肢の正誤が5回正解できるまで回す
 「上級冷凍テキスト」の目次に出題された年度を書いておくと、
  出題傾向がわかる。 試験直前は、頻出分野だけ目を通した。
 EchoLand様サイトの2種問題が役に立った。
・法令
 過去問法令5年分
 すべての選択肢の正誤が5回正解できるまで回す
・学識の計算問題
 見上本のみで、過去問は解いていない。
 まず見上本を解かずに7回読んだ。
 その後、手で図を描き、電卓をたたいて、6回解いた。
・学識の知識問題
 過去問10年分。ただし読むだけで、暗記はしなかった。
 本番は暗記問題だったので、2割程度の出来と思う。

〇その他
・平成29年に甲種機械に合格しているので、熱や応力の知識はあった。
・学識の計算問題は、出題傾向が決まっているので、準備はしやすく、
 記述式のわりには難しくはない。
・保安のほうが難しい。範囲が広く、テキストがわかりにくい。
・文武両道アスリートクラブ(http://athletekato.fc2web.com/)が参考になった。

2019年1月13日日曜日

カバオさん 平成30年度 第2種冷凍機械責任者試験

・年度と試験の種類
平成30年度第二種冷凍機械責任者試験


・勉強期間
10日間


・1日の平均勉強時間
10時間


・参考書の種類
上級冷凍受験テキスト<第8次改訂版> 日本冷凍空調学会
第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 平成30年版 電気書院


・勉強の方法
echoland様の 2冷「保安・学識」◯×式→2種冷凍「保安」「学識」攻略 を全て目を通しつつ、理解が乏しい部分は上級冷凍受験テキストを開いて照らし合わせ、理解を深めました
後日、一通り上級冷凍受験テキストを読み込み、試験前に電気書院の模範回答集を解いていきました
echoland様の 2種冷凍学識計算攻略 を自分なりにまとめ、公式を参考にしつつ学識計算を解く練習をしました
「学識」最初の計算2問題は重要な得点源です!

前年の29年度に3冷に合格したのがきっかけで今回の受験を思い立ちました



・試験会場の様子
YIC京都工科大学校で受験、男性:女性=9:1のように感じました
さすがに年一度の試験なので欠席者は少なかったように思います、「法令」「保安管理技術」「学識」の順で構成された試験ですが、法令は早めに解き電卓に解答を入力後即退散、余った時間を次の保安管理技術、学識の試験のための勉強に当てました

保安管理技術も確実に解けるものは先に解き、悩む時間を減らして次の本題「学識」への対策に努めました
間に昼休憩がありますが、その時間もなるべく学識に向けての対策を行いました

突貫で受験に挑んだため難問に悩まされました(へリングボーン蒸発器、三方弁~?…)が、なんとか合格を信じ帰宅
翌日の正解答公表で合格ラインを確信、31年1/7(月)合格者番号公表にて番号の記載を確認後、ホッとしました


・今回の受験で個人的に必須だと思ったもの
参考書
法令早解き
「学識」最初の計算2問題
理解不能のイライラから理解に繋がったときの感覚
電卓 鉛筆 消しゴム
受験費用(振り込めば自分への追い込み、合格意欲に繋がる)
時間

2018年11月20日火曜日

コノハムシさん 平成30年度2種冷凍機械責任者試験

【年度と試験の種類】
平成30年度 第2種冷凍機械責任者 講習(夏季)
及び冷凍機械第2種冷凍機械責任者試験

【講習受講のきっかけ】
前年29年度の第3種冷凍機械責任者試験において
法令は満点だったが保安管理技術において1点足りず不合格。
1点の為に1年間再び勉強するのも大変だし、
また再び落ちてしまうと他の資格受験に響くと考え、
実質年3回(講習が1月と6月の2回+本試験)チャンスが増える講習を受けようというのがきっかけです。
3種と2種は電卓による計算問題がある以外はあまり変わらないだろうという他体験記からの推察より3種でなく2種を申し込みました。

【勉強期間】
・冷凍機械責任者講習検定試験
講習日少し前(6月1日)より試験日(7月1日)まで

・冷凍機械責任者試験
10月28日から試験日(11月11日)まで

【1日の平均勉強時間】
1h~2hを余暇に使える時間において変動。
休み日を設けず最低でも過去問1年分は行う。

【参考書の種類】
冷凍機械責任者講習資料
上級冷凍受験テキスト 第8次改訂
トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験 完全テキスト(去年より継続)

【研修会場の様子】
研修会場は某会館中会議室にて実施。白い長机が4×12位で恐らく40人程度の参加だと感じた。
参加率はほぼ95%、2~3人ほど欠席があった。
講習で使うテキスト『上級冷凍受験テキスト』及び過去問題集、法令教科書は最後尾にて協会の人が販売していた。
とりあえず講習で必要であるので上級冷凍受験テキストと過去問題集を購入。
法令は講習が合格した場合のみ買うか、そもそも法令に関しては123種合同なので去年の『第3種冷凍機械責任者試験 完全テキスト』で網羅できるだろうという考えで購入はしなかった。

・1日目
1日目に参加する際に名前・写真の確認と印鑑を押してもらう。3日の講習なので1日でも出席しないと検定試験は出席できない。
席次は自由なので一番前にて受講する。
まず初めに諸注意として検定試験では必ず合格するとは限らない旨と、今から検定試験までの間で勉強すれば通るだろうという見積りでポイントを教えるが、受かったとしてもその後の勉強が大事という旨を話される。後で改めて書くがこの会場での試験の合格率は5~6割程度だったので、講習を受けたからといってもしっかりと勉強することが大切だと思った。

初日ということで『1・2・3種冷凍機械 高圧ガス保安法例資料集』を渡される。約20ページ前後、スライドで表示される部分をまとめた小冊子である。
この中で講師の先生が重要と述べた部分を蛍光ペンで上塗りしていき、スライド部分の上には法令のどの部分で書いているかをひたすら書いていった。
重要度は緑と赤の2種で高低を表して塗ったが、後で考えるともう一つペンの色を用意しておくべきだったと思う。
忙しいので途中で寝る暇などはないし会社でなく自費で高い金を出している人も多いのでそういう人は居なかった。
法令は検定試験には影響はないが、なぜこういう法令解釈が必要かという話や直近で改正された部分なども丁寧に教えていただけた。(例として29年7月に改正された保安法の適用の除外を受ける冷凍設備内の高圧ガスの量など)

・2~3日目
2日目は学識、3日目は保安管理について、上級テキストに1日目と同じように蛍光ペンで塗っていく。
この際重要な蛍光ペンの後になぜ重要かなどの理由部分も一緒に塗ることになり、想像以上にテキストが蛍光ペンで一杯になった。そういう意味で高中低の重要度に分けて3色分蛍光ペンを持って行った方が良かったのではないかと感じた。
2日目初めにはp-h線図(モリエール線図)を見ながら冷凍サイクルの説明と図の読み方、なぜこうなるのかの説明。これは計算問題を解くというだけでなく基礎知識として非常にタメになると思うのでしっかりと学ぶべきだと思う。
沢山引いてる中で特定部分には全くペンが塗られていないということもあるが、それは今回の検定試験ではもし出すならこの部分だけを出すと傾向が決められているからだそうだ。
合格後もきちんと勉強をしておくべきだと感じた。
ひたすら講師の話を聞き蛍光ペンを塗り例題の計算問題を解きながら3日間が終了。
帰路後検定試験への勉強を始める。


【勉強の方法(検定試験)】
まずは去年と同じく過去問を行う。過去5年を厚く、過去10年まで一応95%は解けるようになっておきたいという思惑だった。
しかし実試験過去問と今回上級テキストで塗られている部分がまったく一致していない部分があり、また去年はパターンから外れた試験問題に対応できず不合格になったので、過去問の解答は余裕が行った時に行い、まずは上級テキストを写すことを始めた。
章別に第〇章と分けて要点をWordで打ち込み、その中で重要度高の蛍光ペンで書かれた部分を( )で空白にして繰り返し記述筆記を行った。
結果的にこれが大正解だった。今までの問題は繰り返しやると慣れてしまい途中で○×が分かってしまう問題があったが記述にしたことできっちりと頭に正解が叩き込め、少しの文脈の揺れに惑わされることが無くなった。
基本は自作プリント作りと空白の()埋めをメインにして、ひっかけもしくは範囲外での出題の漏れ対策にに補助として過去問を検定試験まで繰り返していった。

計算問題は過去問だけでも要点のプリントでもどうにもならないので、EchoLand-plusさんの学識攻略で公式を覚えて、あとは計算をひたすらこなしていった。
計算は数をこなせば桁はともかく数字部分は似たような形になる(キリの良い数字の出題組み合わせはなかなか出来ないため)のでそれだけでも2択3択に分けられる。計算は数である。


【試験会場の様子(検定試験会場)】
検定試験会場も講習と会場と同じ。
当然のことながら講習に出席していた人たちは全員参加。
それなりのお金がかかっているので全員真剣そのもの。
自分はギリギリまで自作プリントの( )を埋めながら試験を待ってました。


【試験問題】
結論から言うとほぼ講習会で出る部分のみの出題でひっかけや講習会外の問題提出はありませんでした。
保安技術の後半部分は自作プリントを作るのが遅かったため解けなかった問題があるも手ごたえは去年よりもアリ。
解答番号は電卓に7~8問分の数字を打ち込んで途中退室後に紙に書きました。


【試験結果(検定)】
学識 10/10 保安技術 8/10
合格者数は20名強。合格率も気にしていたので、
今年は思った以上に自分の所では講習での合格者数が少ないと感じました。


【勉強の方法(実試験)】
検定合格の免状が届いて3か月、11月11日の試験が近づいてきたので法令の勉強を改めて始める。
講習を受けなかった去年と比べると法令だけというのは非常に楽である。
さらに去年の3種冷凍で勉強していた部分がほぼ丸ごと使えるのでかなり気楽に勉強が出来た。
法令に関しては完全に覚えゲーなので、自作プリントは作らずに過去5年分の過去問に関して
100%の解答が出来るまでひたすら繰り返し回答を行った。
(途中で数か所、改正され現行法令と違っている部分があった。間違えて覚えないように注意して解いた)
この場合は繰り返し説いていくと良く間違う部分が出てくるのでその場合に講習会で配布された
『1・2・3種冷凍機械 高圧ガス保安法例資料集』を熟読して覚えた。


【試験会場の様子(実試験)・試験問題(実試験)】
実試験の方は地元の大学で行われた。
第2種の一部免除(法令のみ)は人数9名で9名全員出席。
一般と同じ試験会場でしたが一般はぽつぽつと空きがありました。
試験問題自体は過去問を解いていれば問題なく解けるようなもの。
ひっかけ等が今回は多かったように見受けられましたが、
4度見直しをして、最後まで答えを迷う問題も全部2択まで抑えきれたので
まず合格できるだろうという手ごたえを持って終了。


【試験結果(実試験)】
17/20(自己採点)


【最後に】
まだきちんとした結果は貰っていませんが。
試験を受けるにあたってEchoLandさんやWebに沢山ある体験記などに非常にお世話になりました。
この体験記も冷凍機械責任者を受ける方への一助になってくれたら嬉しいなと思っております。

勉強は質ややり方、自分に合う合わないという性質で残り方は違いますが、
何も得られなかったということは少ないです。
まずはペンを手に取り勉強をしてみるというのが一番いいと思います。
皆様も頑張ってください。

【Thanks】
厩戸王子の独り言さん(第2種冷凍機械責任者合格記)
EchoLand-Tさん(各試験体験記)
EchoLand-plus管理人echoさん

2018年8月14日火曜日

ゴルゴさん 平成29年度2種冷凍機械責任者試験

メールをいただきました。

平成29年度2種冷凍機械責任者試験体験記


【勉強時間】

初めての受験でしたので8月から少しずつ始めました。
時間は1日1~2時間位。


【参考書】

ゼロからはじめる2種冷凍試験           オーム社
2017~2018年版2種冷凍機械責任者試験合格問題集  オーム社
SIによる上級冷凍受験テキスト(8次改訂版)        日本冷凍空調協会
エコランドさんのホームページ
わかりやすい冷凍の理論              オーム社


【勉強方法】

保安技術・学識(計算以外)については、エコランドさんのホームページ及び合格問題集の過去問で出る箇所について冷凍テキストに線を引き、その周辺を中心に勉強しました。冷凍テキストは、版が変わった時に新しくなった所とエコランドさんが過去問の解説で最近出る傾向と言われた所についても線を引き繰り返し読みました。大事な箇所や間違えやすい所はノートに書いて試験直前に見直しました。ノートに冷凍サイクルの模式図を描いて自動制御機器がどこの箇所に該当して、どんな役割があるかをまとめて理解しました。

「ゼロからはじめる2種冷凍試験」と「わかりやすい冷凍の理論」は最初から読むのではなく、分からない時の参考書として活用しました。
 学識計算問題については、まずエコランドさんの「これだけ公式」を覚えて演習しました。とにかく演習を重ねて復習すれば、それほど難しくないので本番も確実に点が取れます。図を描いて解く様に心がけました。

法令については、最近の過去問が大事と考え、最新の合格問題集を中心に学習しました。高圧ガス甲種を昨年受験したので、その時の法令で出た冷凍2種と共通する所 (高圧ガス保安法、容器則、一般則)を思い出しながら学習を開始しました。冷凍則等、冷凍二種で初めて知る箇所に時間をかけてエコランドさんの過去問をやりながら整理しました。数値を覚える所や間違えやすい所は表等をノートに書いて試験直前に見直しました。


【試験会場の様子】

香川大学で受験しました。会場がバス停のそばで便利でした。ほとんどが社会人で数人学生さんという感じで落ち着いていました。早めに試験を完了し、次の試験の勉強する人が多かったです。昼食は弁当を持参してキャンパス内で食べました。問題用紙は全て回収で、メモも取れませんでした。



【試験結果】法令17/20 保安技術7/10 学識9/10点 (試験翌日自己採点結果)


【最後に】

エコランドさんには大変お世話になりました。購入した過去問だけでは演習量として不足でしたので、エコランドさんの解説付きの過去問を多くこなしたことが合格につながりました。

H 29は保安技術が難しかったですが、過去問をやっていれば十分に合格点を取れたと思います。また、数年前の様に難化する可能性もあるので、過去問+冷凍テキスト読み込みをすると確実に合格できると思います。

以上

2018年1月31日水曜日

H30年3月にお払い箱になる広島のオッサンさん 平成29年度1種冷凍機械責任者試験

メールをいただきました。


・「穴埋め」の文章問題から解答に取り掛かった。解答に時間がかかる『計算問題』は後回しにした。試験では、解答時間にリミットがあるので、全体の時間配分を考えて答案を記述する必要がある。

 ・過半数の受験者は試験時間が終了する前に退席して行ったが、自分は最後の0.1秒まで粘り、問題文と答案を何度も見直した。見直すときは、"思い込み"による「チェック見落とし」を避けるために、順序として、1回目は最初の問題から見直し、2回目は最後の問題から見直し、3回目は途中の問題から見直すなど、意図的に"順序を変えて"見直しをした。

 ・解答の選択に"迷った"場合は、最初の【直感】を尊重した。むやみに答案をいじくらなかった。自分の今までの受験経験から言うと、誤字・脱字など、明らかな誤答の場合を除いて、答案に迷ったときは、下手に修正をしないで、最初の答案のままにしておいたほうが、良い結果となったことのほうが多かった(喩えて言うならば、山で"遭難"したときは、下手に移動するよりは、じっとその場で待っていたほうが、救助される確率が高い)。

 ・答案を記す前に、まず「公式」を書き留めておいてから、式を誘導・変形し、計算に進んだ。また、問題文に指示はなくても、「pーh線図」も解答用紙の余白に描いておいた。学識計算問題を解くには「公式」が絶対に必要。"図"=表/グラフに表す(視覚化する)ことにより、公式の意味を把握しやすくなり、忘れにくく、かつ思い出しやすくなる。

 ・電卓が標準で持っている機能を大いに活用した(例:メモリ機能、「逆数」計算機能、「符号反転」機能など)。計算途中で「四捨五入」することは極力避け(メモに頼らず、極力、電卓の「メモリ機能」を活用する。メモしていると、それだけ時間がかかる)、どうしても四捨五入しなければならない場合は、小数点以下5桁目で四捨五入してから計算を進め、計算の最後に、小数点以下4桁目の数字を四捨五入し、計算結果は小数点以下3桁として解答した。
 ※ただし、問題文に《小数点付き数値の処理方法》が指示されている場合には、当然、その指示に従わないと減点される)。

 ・少々のミスは恐れず、自分が「知っていること」は全部、書いた。
 今回の私の受験実例でいうと、正しくは「比・エンタルピ」と書くべきところを、コトバ足らずで、誤まって"エンタルピ"と書いてしまった。そのことに気付いたのは《試験が終わってから》であったが、白紙で提出するよりは、用語の使い方が多少間違っていてもよいから、なにか1行でも書いておいたほうがよい...と私は思っている。特に、虫食い(穴埋め)問題では、答えがわからないときは、アテスッポでもよいから、解答欄を埋めておく。

 採点基準(減点法、加点法、減点・加点ミックス法?)が公開されていないので、これらは、あくまで受験者サイドの勝手な"想像"でしかないのであるが、記述式の答案においては、とにかく『白紙状態』では、減点法だろうが加点法だろうが、そもそも採点のしようがない(つまり、採点者は"白紙の答案"を見たときは、得点⇒0点とチェックせざるを得ない)。

 ※余談ですが、「特級ボイラー技士」受験経験者の話によれば、特級ボイラー技士の試験では《減点法》で、採点されているらしいです。なので、正答の周辺事項のことをいくら書き加えても、"加点"は見込めないそうです(真相は不明ですが)。
 一方、「甲種消防設備士」のペーパー実技試験の採点では、「加点法」が採用されているように感じます。なので、知っていることはすべて書き出した方がよい。当方の受験体験です。

 これらのことが功を奏したのだろうと、自分では思っています。「1点」の違い(減点or加点)が明暗を分けたようです。決して【諦めないこと】【逃げないで、最後の0.1秒まで、考え抜くこと】の重要性を改めて痛感させられました。

一冷受験にあたり、当方がアンダーラインを引きまくった参考書を列記します。
1.冷凍機の理論と性能      源生 一太郎   (社)日本冷凍協会
   ※学術書を多数扱っている古書店で、買い求めました(古書ポータルサイト
    【日本の古本屋】上で、検索してみてください)。
    初版が昭和42年発行の古い教科書で、使用単位も旧式ですが、式の誘導手順が
    詳しく述べられており、計算問題を解く上で、非常に参考になりました。
    独学の人にお勧めします。
2.わかりやすい冷凍の理論    大隅 和男        オーム社
   ※冷凍理論の「入門書」です。一冷の計算問題を解く前に、予備知識を得るために、"ウォーミングアップ"用として使用しました。
3.わかりやすい冷凍空調の実務  石渡/山田・今野・西原  オーム社
   ※計算問題の解説は僅少です。その代わり、機器の動作原理と構造が詳細に説明
    してあり、「保安管理技術」の問題を解くときに、非常に参考になりました。
4.第1・2種冷凍機械責任者試験 模範解答集 冷凍試験問題研究会 電気書院
   ※過去問の解説本ですが、5の本よりは、解説が丁寧で、説明文も長いです。
     (ページ数が多く[なので、重い]、値段も高い)
5.冷凍機械責任者(1・2・3冷)  試験問題と解答例  日本冷凍空調学会
   ※こちらも過去問の解説本ですが、4の本よりは、解説が簡潔です。
     (値段は安いが、ページ数は少ない[なので、軽い])
[追加参考情報]...私は、購入はしなかったのですが、高圧ガス保安協会から【よくわかる計算問題の解き方 第一種冷凍機械及び第二種冷凍機械資格取得への近道】という書籍が発行されています。

 そして、なによりも一番、有用だったのは、貴HP内【第1種冷凍(学識)計算攻略】および【pーh線図攻略】の解説記事でした。ありがたいことに、どちらも"0円"で読ませていただきました。このような、ためになる記事を"ボランティア"で、惜しげもなく、無償で公開されている管理人さまのご厚意とご労力に頭が下がる思いです。感謝いたします。管理人さまにおかれては、身体と精神のご健康にご留意されつつ、これからも、全国の冷凍機械責任者試験受験者のために、貴HPがますます充実&発展して行かれますことを、併せて、冷凍機械責任者の《知名度》が一層アップして行くことを、こころより、お祈りしております。たいへん、ありがとうございました。

 最後に、1冷受験を目指す方へ...《練習は、結果を裏切りません》...Never say die.

Uさん 令和4年度第2種冷凍機械責任者試験

受験回数:2回目(前回は令和二年、法令12問、学識4問、技術5問で惨敗) 勉強期間:1か月 テキスト:上級冷凍受験テキスト(8版)・冷凍機械責任者 試験問題と解答例(令和元年度編入版)・令和二年公表問題pdf ネット:当然こちらのサイトをフルに活用(特に過去問) 既取得資格:1級...